第90回 日本学生選手権水泳競技大会(インカレ水泳)

大会途中経過

シード校紹介

男子シード4位 女子シード7位

早稲田大学

早稲田大学水泳部は1905年(明治38年)の創部以来100年余の歴史があり、多数のオリンピック選手やメダリストを輩出してきました。また、1922年の第2回日本学生選手権で初優勝をしてから現在に至るまで、男子総合優勝が計31回を数え、日本水泳界を牽引してきた自負があります。
『早稲田魂』という言葉の意味をご紹介します。といっても、この言葉に明確な定義があるわけではありません。なぜなら、早稲田魂は時代によって、そして人によって異なるものであるからです。今も昔も、早稲田に対する想い、水泳に対する想い、日本学生選手権に対するさまざまな想いがあるでしょう。しかし、その源には‘たとえ人数が少なく苦しい状況であっても頂点を目指す’という精神があり続けました。こうして『早稲田魂』は脈々と受け継がれてきたのです。創部以来、少数精鋭で戦ってきた早稲田ですが、諸先輩方の早稲田魂があったからこそ、現在(いま)があります。日本学生選手権の会場で『早稲田魂』の旗を見かけましたら、この言葉には現役部員だけでなくOB・OGの方々それぞれの早稲田魂が込められているということを思い出していただけたら幸いです。

今季の我がチームのスローガンは『結束』
前年度は男子総合4位、女子総合7位という結果を残し、自分たちの掲げた目標を達成することができました。必ず目標を達成するという強い意志を持って取り組めたことが貴重な経験となっています。そして前年度の主将は、「近い将来、総合優勝という目標達成のために一歩ずつステップアップしてほしい」という想いを今年度のチームに託し、バトンは今年度主将・林和希(愛知・豊川)へ。そして、我々は前年度から順位を上げた「日本学生選手権男子総合3位」という目標を掲げました。
女子チームは少人数であり、一人ひとりの活躍が重要となってきます。女子主将・杉山沙侑南(静岡・日大三島)を中心とした少数精鋭の我が女子チームは、昨シーズン同様「日本学生選手権女子シード権堅守」という目標を掲げました。
昨年の世界選手権で活躍を魅せた瀬戸大也(埼玉・埼玉栄)、成長著しい中村克(東京・武蔵野)、期待のルーキー坂井聖人(福岡・柳川)や山口真旺(兵庫・須磨学園)だけでなく、主将・林を筆頭に選手全員が先輩方の想いを胸に、個の力を『結束』させ最後まで戦い抜きたいと思います。

 早稲田大学水泳部を応援して下さるすべての方々に感謝し、日本学生選手権という場に立てる喜びを感じながら、部員一同精進してまいりますので、変わらぬご声援の程よろしくお願い申し上げます。
―結束―

作成者:野中 優