第90回 日本学生選手権水泳競技大会(インカレ水泳)

大会途中経過

シード校紹介

女子シード2位

鹿屋体育大学

鹿屋体育大学水泳部は、ミュンヘンオリンピック100m平泳ぎ金メダリストの田口信教氏を顧問とし、1984年に創部しました。1995年には田中孝夫氏を監督に迎え、「人格の形成と競技力の向上」を目的として、現在まで活動してきました。日本一泳ぐ水泳部としても名高い我が校は、「人の1.5~2倍の努力をして人より良い結果を」という田中先生の指導方針のもと、早朝から泳ぎこんでいます。その甲斐もあり、創部から30年という短い歴史の中で、アテネオリンピック800m自由形金メダリストの柴田亜衣さんを始め、国際大会で活躍する選手を数多く輩出してきました。
 また、日本学生選手権では、2005年から2008年の4年連続と2012年の計5回、女子総合優勝の栄冠を勝ち獲っています。
 昨年、田中孝夫監督が定年退職となり、新監督に萬久博敏氏を迎えました。創部30年の本年、新・鹿屋体育大学水泳部として新たな歴史を築いていきます。

今年の鹿屋体育大学水泳部は「雲外蒼天」をチーム目標に掲げ、主将渡邉周也、女子主将太田明成を中心に日々練習に励んでいます。昨年度は、チームとして、思うような成績を残すことができず、勝負の厳しさを痛感させられたシーズンとなりました。今年は監督も代わり、新たな鹿屋体育大学水泳部としてインカレに臨んでいきます。
注目選手は、2013年ユニバーシアード大会200mバタフライで金メダルを獲得した4年の藤田湖奈と昨年の日本学生選手権において、100m、200m平泳ぎの2種目で2冠を達成した3年の福留景子です。藤田は後半の強さを存分に発揮し、エースとして臨む最後のインカレでチームを引っ張っていってくれると思います。福留は持ち前の後半の強さに加え、スピードも強化し2冠2連覇を狙います。
女子目標である「挑戦」の通り、一人一人が自らの限界に挑戦し、チーム一丸となって王座奪還へ挑みます。これからも部員一同目標に向かって全力で取り組んで参りますので、今後とも変わらぬご支援ご声援の程、よろしくお願い致します。

鹿屋体育大学水泳部主務 鈴木佐知