第90回 日本学生選手権水泳競技大会(インカレ水泳)

大会途中経過

シード校紹介

女子シード5位

神奈川大学

神奈川大学水泳部は、2005年に強化指定部として認められ、今年で10年目となる歴史が浅く若いチームです。
しかし、2008年卒業の種田恵さんが日本学生選手権で200m平泳ぎ日本新記録で優勝、その後北京オリンピックで同種目8位。同年卒業の山田千夏さんが日本学生選手権で100m自由形準優勝と、日本トップレベルの実績を残しています。また、「高校時代に無名だった選手が伸びる大学」として、日本選手権に出場したことのない選手が標準記録を突破、全国大会の決勝進出、表彰台に上るなど、個々のレベルアップがチームの歴史を作ってきました。「大学で伸びる」という、先輩方が築いてきて下さった伝統こそが、神奈川大学の基盤であると思っています。
そして、この神奈川大学水泳部を成長させたのは舟橋道成監督です。舟橋監督の教えである「アスリートである前に人格者であれ」という言葉の通り、人間性を重視するチームでもあります。
競泳が強ければ良いのではなく、社会に出てから必要なことを学び、人格者とはどうあるべきなのか。代々受け継がれながら、新たな人格者の像を追い求めています。

神奈川大学水泳部、今年の日本学生選手権の見所、注目選手は最上級生です。
まずは、女子主将の渡辺耶唯。悔しい想いをしてから1年間、ひた向きに努力し続けてきました。
彼女の今年の強さは計り知れず、リレーにおいても必ずチームの要となってきます。
渡辺耶唯、完全復活をお見せします。
昨年度200m背泳ぎにて3位の太田晴菜。『継続は力なり』とは、まさに彼女の事です。今年もガッツある泳ぎで表彰台に上ります。
神奈川大学のトップバッターをつとめて4年目となる高橋桃子。チームで最初の決勝を彼女が掴み、チームに勢いをもたらします。
昨年度800m自由形にて3位の渡辺美根。1年間で積み重ねた自信と、正確無比な泳ぎで今年はチームと仲間のために、優勝を目指します。
神奈川大学水泳部は高みを目指し続け、常に挑戦者として戦います。シードを獲り逃した日本学生選手権 横浜大会から2年。掴みかけた夢を逃した悔しさは、同じ横浜の地で晴らします。
4年生が強いチーム。今年こそ、チームで日本一を獲ります。夢を叶えずして引退していった数々の諸先輩方の勇姿と想いを胸に、精一杯頑張ります。
ご声援の程、よろしくお願い致します。

神奈川大学水泳部チーフマネージャー 寺沢彩花