第90回 日本学生選手権水泳競技大会(インカレ水泳)

大会途中経過

シード校紹介

男子シード3位 女子シード8位

日本大学

日本大学水泳部は、昭和2(1927)年に創部され、創部当初から現在まで東京都目黒区碑文谷を拠点に活動しています。2012年のロンドン五輪までに125名ものオリンピアンを輩出し、金メダル6個を含む33個のメダルを獲得しています。1952年のヘルシンキ五輪にも出場し、「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた故・古橋広之進氏の輝かしい功績の数々が、敗戦で打ちのめされ絶望の中にあった日本に夢や希望を与え、戦後の日本スポーツ界の発展に大きく貢献したことは言うまでもありません。古橋氏が残した言葉の中の「速く泳ぐだけでは魚には勝てない」は現在の部訓でもあり、よく考えるという姿勢は、一競技者としての競技力向上だけでなく、人間形成という面においても大切な訓えであります。
日本学生選手権においては過去89回大会のうち、全国最多である36回の優勝回数を誇ります。過去には第43回大会(1967年)から第52回大会(1976年)にかけて10連覇を成し遂げたという記録も残しています。

今年のチームスローガンは「HEAT」です。シンプルな文字通り、部員全員が熱い気持ちを持ち、日本一の団結力でチーム一丸となってインカレまで突き進みます。昨年度のような強力なチームをもってしても優勝できなかったことは、インカレという特別な場で勝つことの厳しさ、難しさを、身をもって痛感させられるものでした。昨年度の悔しさを晴らすべく、新チームスタート時から部員ひとりひとりが、競技力向上のためには何が必要かをよく考え日々の練習に励んでいます。
男子は、昨年の世界水泳代表である小堀勇氣(=金沢)、世界ジュニア選手権で優勝した安江貴哉(=豊川)を中心に、女子も同じく世界水泳代表の寺村美穂(=千葉商科大付)と、ユニバーシアード代表の田辺詔子(=隅田川)を中心として、男子は第83回大会(2007年)以来7年ぶりとなる総合優勝を目標に、女子は総合5位以内を目標に、「水の覇者日大」の誇りを胸にチーム一丸となって戦い抜きます。目標達成に向け部員一同精一杯努めて参りますので、ご声援の程よろしくお願い致します。

日本大学水泳部主将 安江雄輔