伝統と革新。勝者と挑戦者。大正8年に創部された中央大学水泳部は、そんな言葉を胸に今日も活動を続けています。そんな当部会の伝統を、ふたつのテーマからご紹介します。
まず、チームのカラーである【赤】。皆さんも、大会会場で、あるいは大会のテレビ中継で、真っ赤なジャージやガウンを見かけたことはありませんか?それこそが、中央大学水泳部を表すものの一つです。前人未到の11連覇を達成した2005年より新しくなったこの真っ赤なジャージ。ぜひ大会会場へ足を運んで、その目で赤い軍団から放たれる迫力を確かめてみてください。
次に、チームのもう一つの名前である【MARAUDER】。これは英語で挑戦者、略奪者を意味します。数多くの国際大会の代表選手を輩出し、史上初となるインカレ総合優勝11連覇を成し遂げた中央大学ではありますが、常にチャレンジャーの気持ちを忘れず、勝利にこだわり続ける。そんな姿勢がチームの名前にも表れています。
大学のチームというものは、必ず1年間しか同じチームでいることができません。しかし、このジャージをまとい、同じ気持ちを持ち続けることで、その思いは変わらず受け継がれていくのです。
シード校紹介
中央大学水泳部のOBであり、現監督である高橋雄介。彼が指導者としてチームに来て以来、科学的トレーニングをはじめとする画期的なトレーニングや、メンバーケアマインドの精神を根付かせ、当部会はインカレ11連覇を成し遂げるほどに大きく変化しました。
しかし昨年度は、惜しくも中京大学にあと一歩及ばず2位に甘んじてしまいました。そんな雪辱をはらすべく燃えるチームのために、彼が今年掲げたテーマは、【FLY HIGH!】。再びインカレの王者となるべく、天皇杯を奪還すべく、総合優勝へ向けて高く羽ばたくビジョンがチーム全員で共有されています。
また、主将の内田仁(法4)をはじめとする今年の4年生は、1年生の時にわずか3点差で3年ぶりの奇跡の逆転優勝を経験した代です。昨年は初めての敗北も経験し、インカレとは一筋縄ではいかない、魔物の住む舞台だということを熟知しています。そんな彼らが率いる今年のチームは、必ずともに戦い泳ぐ者、そして応援してくださる方々を熱狂させるに違いありません。今年もどうぞ、熱いご声援をよろしくお願いいたします。